本文へ移動

墓地の記録

掃海艇「やくしま」の第四十三潜水艦殉難の碑の清掃奉仕
2021-02-25
掃海艇「やくしま」の第四十三潜水艦殉難の碑の清掃奉仕
掃海艇「やくしま」の第四十三潜水艦殉難の碑の清掃奉仕

 令和3年2月25日(木) 掃海艇「やくしま」先任伍長 鳥越貞則海曹長以下乗員12名が、市内鵜戸越にある第四十三潜水艦殉難の碑の清掃奉仕を行った。コロナ禍の中、密を避けるため少人数での奉仕となったが、若い隊員の教育を兼ねて碑の清掃が実施されたものである。

 

殉難の碑について

 佐世保鎮守府の基本演習実施中の大正13年3月19日午前8時53分、海防艦「見島」に対し襲撃運動中の「第四三潜水艦」は、巡洋艦「龍田」の船底に衝突して沈没した。佐世保港外伏瀬の南85度、3浬、深さ43mの地点である。艦長桑原少佐以下45名が殉職した。佐鎮の救難作業により潜水艦を浮揚し、遺体を収容したのは1ヶ月後の4月19日であった。乗組員一同は死に直面しながらも一糸乱れず従容として職責を尽くしていた。碑は大正14年に、海の見渡せるこの地に建立されたものである。

一般社団法人佐世保海軍墓地保存会
〒857-0842
長崎県佐世保市東山町182-1
TEL. 0956-88-8397
FAX. 同上
メール. s-kaigunbochi@tvs12.jp

目的:
1.英霊の慰霊
2.戦没者、殉職者の調査、記録及び その情報提供
3.慰霊碑及び墓碑の維持管理
4.墓地内の清掃、美化その他環境整 備
5.英霊の慰霊の啓蒙
 
TOPへ戻る