昭和10年9月26日、海軍大演習に際し第四艦隊は青森県八戸の東方250浬の海面において猛烈な台風に遭遇し、多数の艦艇が波浪のため破損した。特に駆逐艦初雪と夕霧は艦首が切断し、睦月は艦橋が圧壊した。この時の風速は40~50米/秒、波高は20米に達し、駆逐艦の動揺傾斜は片舷60度以上にもなった。第四艦隊事件と称せられる。 碑には睦月航海長柴田大尉以下54名の霊を祀ってある。 慰霊碑リストへ戻る